ほうれん草は、コーカサスからイランにかけての
西南アジアが原産です。
おかひじきと同じアカザ科の植物です。
日本には江戸時代初期に渡来したといいます。
日本名は「唐菜・赤根菜」等と呼ばれていました。
品種としては、葉にギザギザのある東洋種と、
葉の輪郭がなめらかなラインの西洋種があります。
古くは「ポパイのほうれんそう」で、パワーアップ野菜として知られていました。
鉄をはじめ、β-カロテン(体内でビタミンAとして働く)、ビタミンB1、B2、B6、C、マンガン、カルシウム(根元の赤い部分に多い。骨の形成、血液凝固に関わる)等の栄養素に体力を増進させる作用があります。
参考資料 : 改訂新版
おいしいクスリ食べもの栄養事典
(日本文芸社刊)
★ほうれん草を使った簡単レシピ
◎ ほうれん草ともやし炒め
材 料 (2人分) |
調味料 |
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ちぢみほうれん草 もやし |
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2束 1/2袋 |
酒 鶏がらスープの素 塩コショウ サラダ油 |
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小匙2杯 小匙1杯 少 々 少 々 |
作り方
① ちぢみほうれん草は水洗いして食べやすい大きさに切る。もやしも水洗いしておく。
② フライパンを強火で熱し、サラダ油を引き、よく水気を切ったちぢみほうれん草を炒め、
少し柔らかくなったら、もやしを入れ一気に炒める。
③ 味付けに鶏がらスープの素を入れ、その後、酒を入れ鶏がらスープの素が溶けたら
塩コショウで味を整え、出来上がり。所要時間は、フライパンを加熱してから2分。
ポイント
ちぢみほうれん草がなければ、チンゲン菜でも良いですよ。
味付けは、シンプルに仕上げましたが、好みで醤油を香り付けで仕上げに小匙1杯位
振りかけても最高です。とにかく美味しいです。
一度お試しあれ。
◎ ほうれん草の親子とじ
材 料 (4人分) |
調味料 |
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鶏もも肉 ほうれん草 卵 |
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200g 1束 中3個 |
酒 塩コショウ |
・・・・・ ・・・・・ |
少 々 少 々 |
作り方
① 鶏もも肉と水洗いしたほうれん草は、食べやすい大きさに切る。
② ボールに卵を割り入れ、塩コショウで下味をつけて、よく溶く。
③ 熱したフライパンに油を引き、鶏もも肉に火を通し、ほうれん草を入れて炒める。
④ ほうれん草がしんなりなったら塩コショウで味をつける。
⑤ 仕上げに卵を入れ、和えるように混ぜて火を通したら出来上がり。
ポイント
卵は火が通りやすいので、鶏もも肉とほうれん草が完全に火が通った状態で
入れて下さい。
ほうれん草の茎が固いものは、葉の部分より早めに炒めて、しっかり火を通して下さい。